炎の法則

炎の法則

いつも僕は穴の空いた心を部屋に忘れてしまう 君と会う前の夜に懸命に膨らませたのに
きっと君に住むモノは光だけではないだろう きっと僕と同じヒトに生まれてきたのだから

寝苦しくて じわり汗をかいて
時計を見る 真夜中 閉じた本を眺めている
何よりも興味深くて 開いてしまう

閉じて開いて告げないでいた行間全部 君のものだ 何をしてても 誰を抱いていても 浮かぶヒトは君だけだよ

僕は誰だ 時々わからなくなるよ
君がいれば 思い出せる
僕の声 燃える命 苦しみも喜びも
ねぇ 同じなら ねぇ

何をしてても 何を見てても 頭の中は君のものだ
迷っているの? 僕もそうだったよ
僕の心は正直だよ
灯りを君にわけてあげる
消えない炎の法則だ

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