[あとがき]最近Twitterで書いているVRChatのお話につ

[あとがき]最近Twitterで書いているVRChatのお話について
これ読む前にできれば本編(twitter.com/hiyukiaine/status/14064660..)を読むことをお勧めします。


まずは約20日間、読む読まないを別にしても、あたしの拙い文章の濁流に押し流されながらもお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
おかげさまでのびのびと作品が書けました。

そして、全24話(文量で言えば確実に24話じゃないけど)ものお話を読んでいただき、本当にありがとうございました。少しでも読んでくださった皆様に残れば幸いです。


さて、それでは少しだけネタバレのあとがきを書くとします。

まずは完走した感想(テンプレ)ですが、本当に文章を書き続けるのは難しい。小説家――とりわけラノベ作家さんの力には頭が上がりません。

最初と最後に関しては書く前からだいたいの構想ができていたのであまり悩まなかったのですが、そこに行き着くまでの構成をどうするか、そこで結構な時間を取られましたし寝落ちもしました。頑張った。

VRChatをご存じの方はそうです、あれです。
ご存じじゃない方はそうですね……他の人が好きだってわかっている人を好きになったと思えば良いかもしれません(文字通り)
今回はそんな泥沼な中にでも当人たちの”救い”はあるのではないかと思い、書いた作品でした(この章に関しては)
一応、もっと先――生きてるのが嫌になるような絶望とかも含めて考えてはいたのですが、まずはライトプランをということで、ちゃんとハッピーエンドになりました。


次に作品の中身のお話ですが、終始一人称視点で終わるようにしたのと、基本はVRChat内の世界描写に留めているのですが、やはり中身は人なので、現実世界のフィードバックを併せて書くことで、見えている世界と見えていない世界を見せるようにしました。

また、読んだ人が自分のトラウマを呼び起こしてくれるよう、敢えて登場人物の名前は付けない事にしました。
ねえねえ、今どんな気持ち?(*・x・)

愛がなければ視えない
愛があるから余計なものが視えてしまう

どちらも真理で、あたしが好きな言葉です。
目に映るものだけがすべてじゃない。その人に愛を馳せない。
今回はそんな作品だったんじゃないでしょうか。

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